水道管凍結についてー原因と防止策・対処法ー

 こんにちは!株式会社ライフラインコネクトです👷🏻‍♂️


 私たちは、佐賀県佐賀市を拠点に管工事、電気工事をメインに施工を行っている会社です。日本では、蛇口を回すときれいな水道水が利用できることが当たり前。こうした「当たり前」を支える技術者が私たち株式会社ライフラインコネクトです。

 災害時には復旧支援として現地へ赴き、復旧作業に尽力しております。


 12月に入り、いよいよ九州にも冬将軍が到来しました。北日本では先月中旬頃から雪が降り始めているようで、この冬は特に冷え込みそうですね☃️防寒対策もしっかりと行いながら乗り切りましょう!

 さて、今回のテーマは「水道管凍結についてー原因と防止策・対処法ー」です。毎年、この時期になると水道管凍結や破損・破裂について目や耳にされたことがあると思います。寒い日が続くと北日本の寒い地域だけでなく、比較的温暖な地域でも水道管の凍結や破裂が発生する可能性があります。

 ①なぜ発生してしまうのか 

 ②防止策はあるのか 

 ③発生してしまった場合の対処法 について気になりませんか?

 水道管の凍結原因や凍結防止対策、発生時の対処法についてご紹介していきます😊



【発生原因】

 水道管が設置されている環境によって多少誤差が生じますが、外気温がおおよそ-4℃に達すると凍結します。また、管がむき出しの状態で外気温にさらされている環境であったり、管内に水が溜まっている状態は特に凍結しやすく、管内の急激な温度変化で冷え込み、凍結につながります。夜間は日中よりも外気温が低下しやすいので特に注意が必要です🥶



【凍りやすい水道管とは?】

①屋外に露出している水道管

 屋外にむき出しの状態で設置されている水道管は特に凍りやすくなります。要因として、管内が急激な温度変化に耐えられないために発生してしまうことが考えられます。


②風当たりがつよい水道管

 風当たりがつよい場所では、管内に溜まっている水が外から冷やされることにより凍りやすくなります。


③日陰にある水道管

 ②同様の原因で凍結につながります。積雪の場合でも日陰が特に凍結しやすいように、水道管も凍結しやすくなります☃️


 上記、①~③の条件をすべて満たしている場合は、凍結・破損・破裂のリスクがより高まります⚠️長期間使用していない水道管も注意が必要で、水が動いていないことで凍結につながります。



【防止策】

①水を出し続ける

 どの年代でも手軽に行える防止策です。ご注意いただきたいのが、流す水の量です。ポタポタと滴る量ではなく、糸が引く程度以上の量を出し続ける必要があります。管内に溜まった水が凍結することで、内部から管全体を冷やしてしまう状態になるため水を動かしておくことが効果的です。しかし、この防止策の難点は水を出し続けることで水道料金が発生してしまうことですので、デメリット面も含めてご判断ください。


②保温チューブ等を巻く

 保温チューブやタオル等を巻いてビニールで防水することも効果的です。これは、むき出しの状態で外気温にさらされていると特に凍結しやすい状態になってしまうため、その対策として例にあげられやすいものです。近年では、保温チューブも手軽に入手しやすくなりましたし、使用しなくなったタオル等でも代用できますので、試されてみてはいかがでしょうか?外気によって保温チューブ等が濡れてしまうと、保温目的で取り付けていても冷やしてしまうことにつながりますので防水も忘れないように行ってください。


③元栓をしめて、内部の水を抜いておく

 水道管の凍結は、おもに内部に溜まっている水が凍ることで発生します。つまり、水道管内の水を抜いておけば凍るものがないため凍結しないわけです。 

 元栓をしめて、蛇口を回すと管内に空気が入り込み、水が抜けていきます。元栓は、水道メーターボックスの中に設置されていますので事前に把握しておくと、いざという時にスムーズに対応できます。給湯器やボイラーなどには止水栓や水抜きがついていますので、こちらも併せてご確認ください。気温が低くなりやすい夜間は水抜きを忘れずに行いましょう。


④水道管や水道メーターの周りについた水分を拭いておく

 雨などで濡れた水道管等をそのまま放置しておくとその水分が凍り、内部を冷やしてしまいます。屋外に限らずこまめに拭き取って乾燥している状態を維持することが大切です。



【発生時の対処法】

①元栓をしめる

 水道管や給湯器が凍結・破損してしまった場合はすぐに元栓をしめてください。


②タオルで保護し、ぬるま湯をかける

 タオル等で一度保護し、ゆっくりとぬるま湯をかけてください。急に熱湯をかけると水道管破裂の原因になりますので、細心の注意が必要です⚠️


③温風をあてる

 温風機やドライヤーを使用して、凍結部分に温風を当て、徐々に解凍します。この際、直接温風をあてると管が破裂する原因につながりますので、離れた場所からご注意ください。


 水は膨張して固まる性質をもっているため、管の破裂や破損を引き起こしてしまう場合が想定されます。ご自身で解決できない場合や水道管が破裂・漏水した場合は、直ちにお近くの水道工事店へご相談ください。


※あくまで対処法の一例となりますので、各個人のご判断でお願いいたします。


【まとめ】

 いかがでしたでしょうか?

 毎年、ニュースやテレビで水道管凍結についての特集を目にします。私たちの住む九州では水道管の凍結は聞き慣れませんが、だからこそ「自分の家は大丈夫」と思い込みがちです。凍結に慣れていない地域だからこそ対策が不十分ということも考えられますので、この機会に身の回りの水道管防止策について見直されてみてはいかがでしょうか?

 今回ご紹介した原因や対策などはほんの一例ですので、お住いの地域によって大きく異なります。専門的な知識がなくても取り組める対策や対処法がありますので、もしもの時に慌てずに対応できるよう、日頃から確認できることは確認を進めておきましょう☃️

 

 2024年も残すところ僅かとなりました。本年は「歳月人を待たず」ということわざにあやかり、ホームページとInstagramを開設いたしました。地域のみなさま・他地域のみなさまとこれまで以上の関りをもたせていただきましたこと、大変有難く感じております。来年も社員一同団結し、サービス向上に努めることはもちろん、みなさまと共に歩んでいきたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします👷🏻‍♂️


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